• 2026年10月13日

酸素投与の価格

病院勤務時、酸素化の悪い患者には酸素投与を行っていましたが、基本的には看護師から「酸素化が悪いです。酸素何リットルで開始しますか?」と聞かれ「1L/分で開始」と指示を出していました。その後指先で測る酸素化の値によって減量・増量・中止の指示を出すのが基本です。

医療行為なので記録は大切なのですが、酸素のコスト算出のためにも記録が必要なこと、お恥ずかしながら初めて知りました。先日酸素投与が必要な患者がおり、当院で初めて酸素を使用しました。救急では使用頻度の高い酸素ですが、一般内科クリニックでは使用する機会は非常に少ないです。

使用したら酸素投与のコスト算出のためカルテ記載をするのですが、私は使用時間を把握していませんでした。しかし看護師に聞くとしっかり記録を取っており、計●L使用と記載できました。きちんと経験を積んできたから当たり前にできています。

ちなみに酸素を販売している会社はいくつかあるのですが、医療機関に販売する価格は国が決めた酸素の点数の上限と同じですので、クリニックのような酸素をあまり扱わないところではどこも同額のはずです。酸素の価格も毎年届出が必要です。たくさん酸素を投与してもクリニックの収益は変わりませんし、高濃度であれば良いというわけでもないので適切な量・時間の酸素投与になっています。

酸素化の悪い人には酸素投与が必要です。当院では適切な量・時間で投与し、その後入院が必要であれば連携医療機関へ繋ぎます。安心して当院を受診してください。

こうの内科クリニック 093-953-6619 ホームページ