- 2026年7月14日
クレアチニン、eGFRとは
腎機能をみるときにクレアチニンやeGFRをみることが多いと思います。
クレアチニンは筋肉から産生され、尿に排泄されます。筋肉量が多いと作られる量が多くなるため高めになり、腎機能障害が進むと排泄低下し血液中のクレアチニン値が高くなります。eGFRは血清クレアチニン値、年齢、性別から計算する推定の腎機能になります。クレアチニン値に問題が無い人は100程度になり、基準値は60以上です。私は説明の際に、eGFRの値が現在の腎機能の残りのパーセントと話しています。
我々腎臓専門医は何故腎機能低下が起きているのか、今後どうすれば良いのかを評価していきます。
時々、血清Cr値は変わらずともeGFRが低下したと受診される人がいます。eGFRの計算式には年齢が含まれているため、高齢であればおおよそ1歳年を取るとeGFRが1低下します。そういう場合は元々の値がどれくらいか、進行していないかチェックする必要があります。
昔はeGFR 50程度の軽度腎機能障害は放置されることが多くありました。しかし高齢社会となり、その後進行して生きている間に透析が必要になることは珍しくなくなりました。腎機能障害があれば一度腎臓専門医の評価を受けて下さい。我々が正しい評価を行います。