• 2026年6月28日

尿定性検査

健康診断や、病院の簡易検査で行う尿検査は尿定性検査といいます。結果が+(プラス)や−(マイナス)で出ます。尿に試験紙を浸して、指定の時間(30秒〜120秒程)を経過したらそれぞれの項目(糖、潜血、蛋白、白血球など)の色の変化から、判定を出します。当院では尿に細長い試験紙を浸して機械にセットすると自動で機械が判定してくれます。

よく健診の尿検査異常で患者さんが来院されますが、この尿定性検査の異常になります。腎臓内科が最も気にするのが尿蛋白で、尿蛋白が出れば出るほど腎機能低下のリスクが上がります。ただこの尿定性検査は濃い尿なら蛋白は+や2+など高めに出ますし、薄い尿であれば±や−になることもあります。そのため尿蛋白「定量」という検査が重要になってきます。細かい理論は省きますが、尿中の他の値と尿蛋白定量検査の値を組み合わせることで推定1日尿蛋白量が計算できます。これは尿が濃いか薄いかは基本的に関係ないので、診断に役立ちます。

尿蛋白定量検査を出すことはどこのクリニックでも可能ですが、結果の解釈や次に何をすべきかは腎臓専門医に相談していただくのが安心です。尿定性検査で異常を指摘されたら、腎臓専門医にご相談ください。

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