• 2026年6月23日

大腸がんとは

昨日大腸がん検診のお話をしましたので今日は大腸がんについて。

ご存じ大腸にできるがんですが、症状としてはがん自体が腸管を狭くすることによって便が細くなったり、便秘になったり、場合によっては血便が出ます。そのような症状が出る頃には進行していることも多く、そこから治療を開始すると体にも負担がかかってきます。

大腸がんの多くはポリープが成長して発生します。全てのポリープががんになるわけではないのですが、ポリープができた人は注意が必要です。

大腸ポリープがあるかどうかは基本的に大腸カメラで確認する必要がありますが、負担のある検査です。前日夜から絶食、当日朝に腸管洗浄液を時間をかけて何回も飲んで準備する必要があります。カメラ挿入時も、性別や過去の腹部手術歴の有無、腸管の走行具合によって疼痛に個人差があり、鎮静薬で眠っても辛い場合があります。

ちなみに私は普段からお腹を下しがちですので、昨年大腸カメラを受けました。比較的若く手術歴もなく、腸自体もきれいだったこと+施行医が上手だったことからあっさり奥まで入り、検査自体も5分で終わりました。しかし検査後はどっと疲れが出ましたので、気軽にできる検査ではないです。

そのため、大腸がんがないかの検査は便潜血反応をみます。便に血が混じっていないかの検査です。2回行うことで、ポリープなど出血を起こす異常があれば9割陽性になります。「陰性であればがんがない」とは言い切れないのがこの検査の解釈の大事な点で、例えば1回目に陽性(出血あり)でも2回目陰性(出血なし)だから安心、は間違いです。どちらかが陽性となれば必ず精密検査を受けて下さい。

大腸ポリープがあり、切除した人は定期的に経過をみる必要があります。どれくらいの間隔でフォローすれば良いのかは大腸カメラを行った先生が指示してくれます。

当院では7月から大腸がん検診を実施予定です。結果を正しく解釈し、精査が必要でしたら適切な精密検査医療機関を紹介しますのでご相談ください。

こうの内科クリニック 093-953-6619 ホームページ