• 2026年8月12日
  • 2026年8月11日

糖尿病性腎症進行予防薬 その2

糖尿病性腎症予防にはまずARBやACE阻害薬という降圧薬を使用するとお話しました。これは何十年も前から言われているもので、周知の事実です。それから長い間、腎保護作用のある薬が登場しませんでした。

10年位前に尿に糖を出すSGLT2阻害薬という糖尿病の薬が出ました。糖も出すのですが塩も尿中に出す作用があります。詳しいメカニズムは省略しますが前述の降圧薬と同じように腎臓への過剰な血流を抑える働きがあり、腎保護作用があります。何年も血圧の薬以外に糖尿病性腎症進行を抑える薬が無かったため、腎保護作用があると研究結果が出たときには大きな話題となりました。

現在は糖尿病を有する慢性腎臓病患者には優先してSGLT2阻害薬を処方するよう推奨されております。しかしこちらに関しては十分周知されていない部分もありますし、メリットデメリットもありますので専門医を受診してきちんと評価してもらうのが良いかと思います。

次回は3つめの糖尿病性腎症進行予防薬についてお話します。

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